花仕事、花に想いを〜仏花をオーダー頂きました☆

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。10月に入り、日一日と秋めいていく時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回は花仕事の話です。先日、東京は霧雨の朝、お世話になった方の法要のお花を制作させて貰いました。

出会いはドキュメンタリー番組「テレメンタリー(テレビ朝日系列で放送)」の取材で、東日本大震災がきっかけでした。

震災遺族がテーマと辛く大変な取材だったと思いますが、快く取材を引き受けて下さり温かく接して頂きました。ご家族の団欒に混ぜて頂けたひとときは岩手朝日テレビアナウンサー時代の大切な思い出です。震災取材なのに、震災取材で感じていた苦しさがほんの少し癒されるような温かな時間でした。御恩は一生忘れません。

故人を思い浮かべた時、お花をオーダーして下さった友人も私も、不思議と淡いブルーの小花、デルフィニウムが浮かびました。


ご家族ゆかりのトルコキキョウをマスフラワーに、秋のリンドウ、グリーンはドラセナで、360度展開のアレンジメントを制作。その中で、爽やかなブルーのデルフィニウムが良い仕事をしてくれました☆
生前の素敵な笑顔、楽しいおしゃべりを思い浮かべながら感謝の気持ちを込めて制作させて貰いました。

お花は岩手県へ配送され、翌日の午前中には無事届いたようです☆天国でもニコニコきらきら幸せでありますように☆☆オーダー頂き、本当にありがとうございました☆☆

人は亡くなってしまうと、その方には物質的にはもう何もしてあげることは出来ません。それは、とても悲しいことです。

でも、以前聞いたことがあるのですが、お花には妖精が居て残された人の気持ちを香りと共にお空に居る大切な人に届けてくれるのだとか☆☆想いは届く、そう信じたいです☆☆そして、残された方の悲しみにお花はそっと寄り添うことが出来る力があると感じます☆☆

メインの仕事はアナウンサーですが、私が手掛けるお花の仕事では、そうしたお手伝いが出来たら…☆私自身もお空にいる大切な人たちに想いを届け続けられたら…そう思っています☆☆